会長 山根真紀(日本福祉大学)
この度、大学スキー研究会(以下DSK)の会長を拝命いたしました山根真紀と申します。本会は、スキー技術および指導法の科学的研究を推進し、大学体育におけるスキーの普及と発展を目指して、1956年(昭和31年)に設立されました。
初代会長である宮畑虎彦先生(東京学芸大学・1956年)、2代目西山実幾先生(天理大学・1979年)、3代目佐藤隆先生(明治大学・1983年)、4代目高村雄二先生(青山学院大学・1991年)、5代目野沢巖先生(埼玉大学・1997年)、6代目清水史郎先生(福井大学・2008年)、そして7代目金子和正先生(東京家政学院大学・2017年)と、諸先生方が築かれた60年以上にわたる伝統と実績の上に立ち、今後もDSKがその使命を果たしていけるよう、精進してまいります。
近年、スキーやスノーボードの人口は減少の傾向にあり、学生のスノースポーツ離れも懸念されております。さらに、地球温暖化が進む中で、スノースポーツそのものの未来が危ぶまれる状況です。そのような時代だからこそ、大学教育の場においてスノースポーツの価値や意義をどのように学生に伝えていくべきかを深く考え、中谷敏昭副会長、中野友博副会頭、布目幹事長をはじめとする役員の皆様、そして会員の先生方のご知恵と技術を拝借しながら、共にその使命を全うしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。